校庭の校長のお立ち台の上にいて、焦げたベニヤ板が転がっていた。
アタシは、ここには魔王がいないのだと思っていたが、うろうろしていると計数機が校舎内に進むにつれて反応していることに気づいた。
校舎の3階、あの教室の中に魔王が静かに座っていた。なぜ、この教室なんだ?
嫌な汗をかいていた。
【次へ】
【SS】平原(グリーン・リアリティ)
奇妙な緑色の全身タイツを着ていた。
ここが現実であると、計数機の数値が1を示していた。
アタシは、段々壁が迫っていることに気づいた。計数機の数値は0.96を示していた。
このままでは、壁に押しつぶされる!
原っぱの描かれた壁を燃やし尽くす勢いで、フレイムを唱えた。
天井は吹き飛び、壁は外側へ倒れた。計数機は0.6を示し、150へ振り切り、また1へ戻った。
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【SS】平原(グリーン・リアリティ)
奇妙な緑色の全身タイツを着ていた。
ここが現実であると、計数機の数値が1を示していた。
私は、段々壁が迫っていることに気づいた。計数機の数値は0.96を示していた。
このままでは、壁に押しつぶされる!
原っぱの描かれた壁を燃やし尽くす勢いで、フレイムを唱えた。
天井は吹き飛び、壁は外側へ倒れた。計数機は0.6を示し、150へ振り切り、また1へ戻った。
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