陣内智則「ここがシビュラシステム中枢部か~」

「はい、そうです。あなたがたは人間ではありませんね? ロボットですか?」
陣内智則「ちゃうわ! 俺ら芸人やって!」
「え……!? お笑い芸人のロボットなんているんですか!?」
陣内智則「おるわい!おったらいかんのか!」
「いけませんよ!」
陣内智則「お前が言うなや!」
「まあまあ、漫才はそれくらいにして……」
陣内智則「漫才ちゃうし!」
「私はシビュラシステムの開発者である、東田と申します」
陣内智則「ほんならお前さんがアンドロイドか!?」
東田「いえ、私は人工知能です」
陣内智則「どっちも一緒やないかい!」
東田「違います。私の脳にはチップが埋め込まれていますが、人間の脳をスキャンして作ったものではありません」
陣内智則「ほーん、そうなんですかぁ~(興味なさげ)」
東田「ところで君たち、なんでここにいるんだい?」
陣内智則「それがな、実は俺たち、お笑いコンテストに出る予定やったんですけど、出番が回って来ぃひんのですわ」
東田「出番がないって……もう始まっていますよね?」
陣内智則「そうですよ。でも全然ウケへんねん」
東田「それはおかしいですね……。プログラムでは、そろそろトップバッターのネタが始まるはずなのですが」
陣内智則「どんなネタやるつもりやったん?」
東田「『僕の彼女はアンドロイド』というコントです」
陣内智則「それ絶対ウケへんやつやんけ!」
東田「ちなみに私の名前は、『東田三郎』といいます」
陣内智則「自分で自分の名前言っちゃうんかい!そんな奴おらんぞ!」
東田三郎「まあまあ落ち着いてください。あなたがたのお名前は?」
陣内智則陣内智則と申しますぅ」
田中卓郎です」
東田三郎「あなたがたが本当にアンドロイドでないとするならば、いったい何者なんでしょうか? 人間ではないんでしょう?」
陣内智則「ちゃうわ! 俺らは漫才師や!」
田中卓郎「へぇ~、漫才師だったんですねぇ~。最近の芸人はよくわかりませんから」
陣内智則「お前が言うなや!」
東田三郎「まあまあ、漫才はそれくらいにして……」
陣内智則「だから漫才ちゃうっちゅうねん!」
東田三郎「私が思うに、あなた方はただ単にそこにいるだけなんですよ」
陣内智則「どういうことですか?」
東田三郎「つまりですね……あなた方が何もしなければ、プログラム通りに自動的に漫才が始まって、観客は笑い転げるわけです。しかし、あなた方が登場した瞬間、場の雰囲気は一気にしらけるでしょう。そしてそのまま最後まで、誰一人笑うことなく終わってしまうのです。そういう運命なんですよ、あなた方は。哀れなものです」
陣内智則「そんなん嫌や!何とかしてくれ!」
東田三郎「仕方ありませんね。ではちょっと手を加えましょう。おい、そこのお前。お前だよ。こっちに来てくれ」
女性型アンドロイド「はい。なんでしょうか?」
東田三郎「この人たちが困っているらしいんだ。助けてあげてくれないか?」
女性型アンドロイド「承知しました。何をすればよろしいでしょうか?」
東田三郎「そうだな……君にはまず、あの漫才師のロボットたちを倒してもらおうか」
女性型アンドロイド「了解いたしました」
陣内智則「え!? ちょ待って! 戦う必要ある!?」
東田三郎「大丈夫。安心してください。殺し合いをさせるわけじゃありません。あくまで模擬戦のようなものです。さっきも言ったように、あなた方が手を出さなければ、彼らは勝手に自爆するんです。でも、もし万が一、彼らが戦闘不能になってしまった場合は……」
陣内智則「なった場合には?」
東田三郎「あなた方を爆破します」
陣内智則&田中卓郎「「ひえー!!」」
東田三郎「さあ行け、アンドロイドよ。あの漫才師どもをぶち壊せ!」
女性型アンドロイド「承知しました」
陣内智則「どないすんねんこれ!」

田中卓郎「どうしましょう……」
陣内智則「このままやとほんまに死ぬで!?」
田中卓郎「とりあえず逃げましょう」
陣内智則「逃げるったってどこ行くねん!?」
田中卓郎「えーっと……」
陣内智則「あかん! 行き止まりや!」

田中卓郎「くそっ! こうなったらやるしかない! いきますよ陣内さん!」
陣内智則「おう!」
陣内智則「お前なんぞこうしてやる!」
女性型アンドロイド「きゃー! 何するんですか!」
陣内智則「おどりゃあああ!! くらえっ!!」
ドカーンッ!!! 田中卓郎「やりましたね……陣内さん」
陣内智則「ああ……これでひとまず、爆発は免れたようやな」
女性型アンドロイド「いてて……ひどいじゃないですかぁ」

シビュラシステム「お前たち、そこで何をしているんだ」
陣内智則「あっ、シビュラシステム!」
シビュラシステム「ここは立ち入り禁止区域だ。ただちに立ち去れ!」
陣内智則「すんませ~ん!」

[そろそろオチをお願いします]


「はい。というわけで、今回は『もしも自分がアンドロイドだったら』ということでお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか? ちなみに私は、人間です」
「おしまい」
お読みいただきありがとうございました。

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これはAIのべりすとによって書かれたものに話者の加筆などをしています。
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ここにはない小説外に設定を記載するところがありますが、それを書くとそれっぽくなりますね。